こんにちは、エイコク堂です。
以前からとても注目しており、是非観ておきたい映画があり、わざわざ午後休を取り観てきました。このところ、何だかんだと忙しく、気がついたら上映最終日でした。忙しいと言っても大したことないんですが、最近朝が早いので夜が眠くてBlogを書こうとすると睡魔に襲われるパターンで、観てから数日後の更新。もう上映していませんので新鮮味は全くありませんが、ご承知おき下さい。いつもの備忘録になっています。
映画『ボーダーライン』
邦画名「ボーダーライン」、原名「SICARIO」はスペイン語で「殺し屋」の意です。
2015年にアメリカ公開され、その年の第68回カンヌ国際映画祭に出品された話題の映画でした。よくあるメキシコの麻薬組織との戦いの映画ですが、わたしの観たかった一番の理由は、主演がエミリー・ブラントだからです。その昔、TV映画に出ていた頃の記事を映画雑誌で見て、プラダを着た悪魔やウルフマン、オール・ユー・ニード・イズ・キル等は有名どころです。オール・ユー・ニード・イズ・キルのリタ・ブラタスキー役は新境地で気に入っています。最近ではスノーホワイト氷の王国にも出ています。
わたしの個人的な好みは横に置きまして、この映画は監督がブレードランナー2のドゥニ・ビルヌーブ。ベニチオ・デル・トロも脇を固めて、大変期待していたのにアカデミー賞では撮影賞や作曲賞なんかの3部門のノミネート止まりでがっかり。まぁ、興行的にどうでしょう?って感じなんだと思います。
そして、実際に観てみた感想ですが、(もう上映が終わっているからイイですよね)何とも気持ちが悪いの一言。冒頭から衝撃的な場面が映しだされ、作曲や音響部門でノミネートされたのが良く分かるくらいに、音楽と映像が不安で不自然で、観ている観客を見事にその不調な雰囲気の中に引き込んで行きます。本当に気持ちが良くない。そして、何も知らされない中で恐怖の現場に送り込まれてしまう畏怖が表現されています。善悪なんてよくわからない、麻薬絡みの映画でした。(スミマセン、上手く書けません)私は観て良かったです。
まっ、この手の映画はファミリーで観るものではないです。私も一人で行きましたし、妻に話しても「ふ~ん!」でした。
角川シネマ新宿『シネマ2』
さて、話は変わりますが、角川シネマ新宿のシネマ2です。実は初めて行きました。小さいですね。映画は、大スクリーンで観た方が見応えがあるわけですが、50名そこそこの小映画館。わたしのSETの友人主催の演劇の方がずっと広いです。シネマ1は300人の収容らしいですので、ボーダーラインの人気がわかります。
角川映画祭を予定されていて、見慣れた展示や装飾があったので載せときます。
ウロウロしていると(そんなに広くないですけど)、犬神家の佐清が座っていました。平静を装いましたがかなりビックリしましたよ。コンデジを持っていたので一応撮っておきました。「母さん…...佐清です」 妙に怖かったのを思い出しました。
実際、こんな息子が帰ってきたら怖すぎます。横溝正史は殆ど読んだけど、読んで想像するのと、こんなのを間近で見るのとでは違い過ぎますね。ストーリーに無理があるんじゃないですかね。 更言っても遅いですが。
帰りの近所バーで 82 REAL ALE 1Pint を飲んで帰りました。喉乾いたんで。
今日はこの辺で。
弊blogをお訪ね頂き有難う御座いました。ではでは。
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