函館塩ラーメン 五稜郭 〜個人的に懐かしい一杯です🎵〜
お早うございます。
弊blogにお訪ね頂き有難うございます。最後迄お付き合い頂ければとても嬉しいです。
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わたくし的には、お訪ねしなければならない一店でした。
函館出身の身なので、店名に「函館」と「五稜郭」が入っているなんて放っておけません。
その割に、今更感は否めませんが(´;ω;`)ウッ…
荻窪に来るは何年振りだろうか。若い時分にLIVE中心に来ていたんです。
駅からトボトボと歩き、街並みをお写ん歩。
途中でコロッケ110円を買い、左手にコロッケ、右手にカメラで、またブラブラします。
あらぁ~と言う間に目的のお店にトウチャコしちゃいました。
まだ、コロッケ半分を手に持っています。
食べながら写真の構図の位置取りなどを考えていると、初老のご夫妻が脇に立っています。
「何でしょうか?」「お蕎麦屋さんに入りたいんですが」「あっ、邪魔でしたね。申し訳ありません」
お向かいお蕎麦屋さんの入り口を塞いでおりました。失礼致しました。
コロッケ(写真撮り忘れ)を完食し、店外の写真を撮っている間にラオタっぽい方が入店して行きます。
遅れて入店すると、数席のカウンターのみのこじんまりしたお店でした。
静かなお店です。"函館塩ラーメン 五稜郭"さんです。
こちらは途中で立ち寄ったさとうコロッケ店さん。戦後の闇市の頃からコロッケを売っています。結構、有名ですよね。
佐藤コロッケ店さんを後にして、少し歩き左に曲がると、五稜郭さんの幟が見えました。
お~函館の出口製麺さんからの暖簾です。懐かしいです。北海道小麦ですね。
店内は函館色満載でした。嬉しくなりますね。
まずは函館。函館縛りでなければ、北海道縛りと言う感じです。故にビールもSAPPOROです。
注文は発券機ではなく口頭注文でした。
いつもはSAPPOROクラシックの様ですが、この時は富良野ビンテージが置いてありましたのでお願いしました。
ちょっと高めですが、道産子ですから当然注文しますよね。
◯そして、塩ラーメン。デフォです。スープは昆布に貝系の出汁。カドの無い円やかな味わいです。
とっても綺麗な函館塩ラーメン。
器は青磁のラーメン丼ぶり。塩のスープが映えますね。これだけで美味しそうです。
函館のラーメン屋さんでは基本の棒麩。家でラーメンを食べる時にも入れますよ。
良く味の染みたメンマに、刻んだネギ。メンマは薄味、ネギは部位を混ぜているんですね。
チャーシューはモモ肉が二枚。なにかも懐かしい。←沖田十三風に読む。
サイドメニューのいかめしです。函館でいかめしと言えば、烏賊の腹に餅米を詰めて煮込んだモノです。
デパートの北海道展では定番ですね。
こちらのは烏賊を炊き込んだものでした。全然違うけど、これはこれで美味しいです。
炊き込みご飯ですが、函館らしさをだそうと頑張っている心意気が嬉しくなりました。美味しいですよ。
店内の薀蓄にありましたが、函館塩ラーメンと言えば、王さん、汪さんが有名で、私も幼少から食べて来ました。
残念ながら両店とも閉店していますが、函館塩ラーメンの輪郭をしっかり守りながら、口の肥えたラオタにもウケる様に、今風にグレードアップして提供している様と思います。凄いことです。
帰りしなに奥様に函館出身ですと告げると、ご主人が出てこられて、互いに住んでいた町名を告げて、
後は笑顔でお話しました。ご主人は私よりもずっとお若い方でした。
とても美味しかったです。ご馳走様でした。
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函館塩ラーメン 五稜郭 (ラーメン / 荻窪駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4