大阪訪問ついでに適塾を観てきました。
日曜の晩の事です。
翌月曜日は休館日なので、外観だけでも観に行った次第です。
適塾は、現存する唯一の蘭学塾の遺構とのこと。1838年からです。現存ですよ。凄いですね。
適塾の云々が色々書いてありますが長文です。
実際には真っ暗です。証券街に近い場所であり、日曜の夜は人通りはありません。
カメラのセンサーの力で明るく写っています。
すこし適塾について触れると、
適塾は緒方洪庵(1810~1863)が起こし、1838年(天保9)から1862年(文久2)の25年間大阪・船場にあって塾を開き、若い人々の教育にも多大の精力を注いだそうです。
その力量を知って幕府は1862年(文久2)、江戸に召しだし奥医師とすると同時に西洋医学所の頭取とし、洪庵不在の時期も義弟や子息、門下生達は塾を守り、さらに分塾をするほどに発展したが、明治新政府の教育制度の整備と共に発展解消し、大阪医学校、府立医科大学、さらには大阪大学へと発展し、今日にいたっています。
適塾は全国から駆けつけた塾生にあふれ、談論風発の気風はその後の明治維新の激動の中、日本の近代化に大きく貢献した多くの人材を輩出しています。
そんな塾生には福沢諭吉、大鳥圭介、橋本左内、大村益次郎、長与専斎、佐野常民、高松凌雲などがいます。 (大阪大学のHPから抜粋)
適塾の奥からの一枚ですが、奥に長い屋敷の様子が分かります。
はじめは猫に気づかずビックリしました。
猫の乗っている門扉?には何か書いてありますが、判別不能でした。
幻想的な夜の適塾。身震いをしてしまいました。
土砂降りの中の大阪城公園、適塾と駆け足でした。次回はもっとゆっくりしたいですね。
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