早食いエイコク堂

2014年4月〜2016年9月19日迄の記事です。以降は八五九堂Brogでリスタート。

増上寺 徳川将軍家墓所特別公開 @東京都港区増上寺

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こんにちは。エイコク堂です。            

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東京散歩です。5月5日 東京タワー・増上寺へ行ってきました。東京タワーに鯉のぼりを撮りに行った次いでに増上寺に。偶然にも開催していた徳川将軍家墓所特別公開を観てきました。

 

東京タワー 333匹の鯉のぼり

鯉のぼりを見たくて神谷町から歩いたんですが、とても小さい鯉のぼりでした(笑)

333㍍にちなんで333匹なんですね。風が弱かった為か、ほとんどが下に垂れ下がっていました。

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www.tokyotower.co.jp

 

浄土宗大本山 増上寺

備忘録として少し増上寺について書いておきます。メモ程度ですのでご了承願います。

増上寺は明徳四年(1393年)、浄土宗第八祖酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって開かれました。

徳川家との関わりのはじめは、安土桃山時代徳川家康が徳川家の菩提寺として増上寺を選んだそうです。家康はその時の住職源誉存応(げんよぞんのう)上人に帰依したためらしいです。

慶長三年(1598年)には、この芝に移転。明治には二度の大火で本殿が焼失、大正から復興を目指しますが、昭和の戦火によりまた焼失します。

昭和49年に大殿が完成し、平成元年に開山堂、平成13年に光摂殿、平成21年に圓光大師堂、平成22年に新安国殿が再建されています。以前の職場が近かったので、休憩にお邪魔しましたが、どうりで新し目だと思いました。

一方で焼失をまぬがれた正面の三解脱門や黒門などの古くからの建造物があります。

 

大殿から現存する三解脱門を観る。この日は寺社フェスが催されて賑やかでした。

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 東日本で最大級の大梵鐘です。

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 猿回しの芸も。芸が始まるまでイタズラしてたのに、本番はしっかり演じて凄いです。 

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 PLフィルターは逆光は駄目でしたね。ともかく、こちらにも鯉のぼりが。 

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www.zojoji.or.jp

 

 

徳川将軍家墓所~徳川家霊廟~

昨年から公開し、とっくの昔の公開終了したと思っていましたので、喜んで入場しました。

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千躰子育地蔵尊のかざぐるまを通り過ぎて奥へ進みます。

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戦災で焼けた6代将軍徳川家宣の墓である文昭院殿霊廟の宝塔前「中門」だったもので「鋳抜門」と呼ばれ旧国宝だったそうです。戦後、家宣らの墓を改葬した際に持ってこられました。青銅製ですよ。

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霊廟入り口に葵の御紋が6つ。東照宮のほかで観るとは久し振りです。

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入場券を購入して、ここから入場です。鋳抜門からは入れないんです。

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御霊屋には二代家忠公・六代家宣公・七代家継公・九代家重公・十二代家慶公・十二代家茂公のほか、皇女静寛院和宮・合祀塔には徳川綱重や正室・側室多数の子女が埋葬されています。

戦災で焼失した旧徳川家霊廟は、現在の大殿左右に並ぶ壮麗なものだったと御霊屋内の地図にも書かれていました。昭和33年に発掘された土葬の遺体は、東京・桐ヶ谷にて荼毘にふされ現墓所に改葬されました。現在の形になっているそうです。

 

御霊屋内は厳粛な雰囲気です。突き当りに見えるのが六代家宣公夫妻の宝塔です。

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秀忠公は家康の第3子、二代将軍ですが、18年間将軍として君臨し54歳で逝去しました。
秀忠公の宝塔にはお江の方の表示があります。台徳院殿廟奥院に杷られた宝塔は、とても豪華で当時の芸術の粋をつくしたものでしたが、木造だったため戦災で焼失し、正室江与殿のものを使用しているそうです。石塔で、当たり前ですがとても古びております。見学中、唸ってばかりです。

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二代秀忠公の宝塔から左に六代家宣公夫妻の青銅製の宝塔があります。家宣公は家光公の三男です。二代と六代で亡くなった年齢で80年の開きがあるんですね。

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七代家継公と九代家重公(奥)の宝塔です。家重公は8歳で亡くなったんですよね。 

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鋳抜門の裏側です。葵の御紋はありませんが左右の龍はよく見えます。

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鋳抜門の屋根越しに大殿の屋根が見えます。 

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2015年は家康公没後400年でしたから昨年末には東照宮に行って来ましたが、徳川家の菩提寺の増上寺を見過ごしていたと反省しております。仕事でよく来るので勉強するのは良いかなと思った次第です。 

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ちなみに入場料は500円です。ちょっと高いかなと思われる方もいらっしゃると思いますが、明治時代の増上寺の全景図と、昭和の焼失前の霊廟(霊屋)の写真が頂けます。お値打ちだと思いますよ。

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今日はこの辺で。

弊blogをお訪ね頂き有難う御座いました。ではでは。

 

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

  

 

 

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